Chapter7

Chapter7

舟―Lyrics

空に  雲の間に間に太陽背にして  行くは誰の舟誰にも  気付かれることなく夕焼けの中  鳥が帰るように もしも  もう一度会えるなら僕は何を  言えるのだろう今日も見た  夜空の中を雲にかくれた  小さな舟を誰にも  気付かれることなく月を目指して  行くは誰の舟いつか  君も見るだろう星の林行く  舟の群を 空に  雲の間に間に太陽背にして  行くは誰の舟 今日、気付いた、僕の魂は、君と、旅をしている...

物語

もうとっくに 日が落ちて 夕闇を人が行くもうとっくに 鳥も帰り 静かにまた物語の幕があく夏の夜の満月を 見上げるように秋の枯れ葉に 耳を澄ますように雪降る音を 聞くように時には 遥か南の海に眠る 幾百万の魂を 弔おう時には 遥か大地に 森に眠る 幾百万の魂を 弔おうそして 彼らの物語に もの言わぬ言葉に 静かに耳を傾けようあるいは母のために あるいは父のために あるいは天皇のために あるいは国のために あるいは愛する人のために あるいはこの山河のために多くの人を殺し 多くの人が殺されたこの物語を...

物語 Ⅱ―Lyrics

もの言わず 何思う  たとへ 空が 澄んでももの言わず 何思うたとへ 花が 咲いても愛した人の 面影抱いて静かな海に 眠るひともの言わず 何思う物語の最期を 見届けた人達たとへ 月が 満ちてもたとへ 笑いが あふれても父母の 面影抱いて凍てつく大地に 眠るひと もうすっかり陽は落ちて夕闇を人は行きまた静かに物語の幕があく 私は彼等に尋ねたいこの物語の最期を教えてほしい この物語の最期を たとへ 季節が めぐってもたとへ 河が 流れてもたとへ 月が 満ちてもたとへ 物が &...